お皿に料理を乗っけると空いていたテーブルに向かった。

そこにお皿を置いて、一息。

…何だかどっと疲れが押し寄せてきた気分だ。

あ、そうだ。

飲み物を忘れるところだった。

たくさんの飲み物が置いてあるテーブルに向かうと、何を飲もうかと考える。

…あ、カクテルも置いてある。

でも…またお酒で失敗したくないなあ。

8月のあの日の出来事が頭の中に浮かんできて、私は首を横に振って追い出した。

「ウーロン茶にしよう」

私はウーロン茶のグラスを手にとると、テーブルに戻った。