「はいはい、恋なんじゃないでしょうかね」
鏡を見て肌の調子を確認しながら適当に答える芽衣。
「いやでもさ!!出会って二日目だよ!?こんな短時間で恋なんて!!」
「あのさ、有名なグループ歌手の歌詞の中にもあるけど、『恋に落ちる=時間じゃない』んだよ」
お、おぉ・・・・・!!
あの芽衣が、まともに返事を・・・・・!!!
「あんた今、すっごく失礼なこと考えてるでしょう」
ギロっとあたしを睨む芽衣。
ドキッとするあたし。
「そ、そんなぁ~、失礼なことだなんて、め、滅相もございません」
しばしジーッとあたしを睨んだあと、ふぅ、とため息を吐いて視線を外した。
「ま、自分が恋だって思うんだったら恋なんじゃないの?」
あたしは芽衣のその言葉に、
「そっか」
と呟いた。

