「だっていつも授業中わからないとこあれば教えてくれるし、今だっておいていくって言っても、そんな気サラサラなかったでしょ?」
得意げにそう言ってみせれば、
「いや、おいてく気満々だったよ」
と即答された。
「素直じゃないなー」
口を尖らせてそう言うと、
「俺はいつだって素直デス。ウソはつけないんデスヨー」
と答えた。
そして、下駄箱についたとき、
「あー!!歌菜ちゃんだ!!」
という大きな声が聞こえた。
突然聞こえた声にびっくりして振り返ると、そこには指をさしてこっちを見ている渚月先輩と優斗先輩の姿が。

