このまま時間、止まればいいのになぁ。




そんなことを思っても、時間が止まるなんてことはなく。








「おはよー」




「おはー。昨日のテレビさー、」




また同じような生活が待っているんだ。




・・・・・もう、サボろっかな。




学校の玄関の手前で立ち止まるあたし。




靴は履き変えずに、そのまま校舎裏の方へと足を進める。