「・・・・・嘘じゃないよね?」 「うん」 「俺のこと、好きなんだよね?」 「だから、そうだってば」 そう言って笑えば、さらに抱きしめる力は強くなる。 「はぁー。じゃあもう大丈夫」 そう呟く晶に、 「何が?」 と聞くと、 「もうかなえは俺の彼女だから、ここでの時間少なくなって学校にいる時間増えても、会いに行ける」 なんて、嬉しそうに笑いながら言った。