Place of the fate〜運命の場所〜


・・・・・ほんとに、大丈夫だった。




「うん。もう、いいよ」




そう口にすると、みんなはホッと息を吐いた。




「よかったね」




目を真っ赤にしながら微笑んだ由佳ちゃん。




「ありがと」




そう返して、あたしも微笑んだ。






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「晶!!」




「ぅお!!?びっくりした・・・・・」




大きな声で名前を呼ばれた晶はビクッと肩を上げて、いじっていたケータイから顔を上げた。