Place of the fate〜運命の場所〜


――――――――・・・そして、あたしが晶と出会って一週間後のある日。




「あ、そういえば俺明日から学校通うから」




突然思い出したように晶が言った。




「へぇ、そうなんだ」




ケータイをいじりながらそういうと、




「・・・・・反応薄くない?」




と、不満げな表情の晶。




「ほかにどう反応しろと」




苦笑いしながらそう返すと、




「えっ、ほんとに!?あたし、これから昌と一緒に学校生活送れるって思うと、嬉しくて学校が楽しくなる!!・・・・・みたいな?」




と言ったので、




「えっ、ほんとに!?あたし、これから昌と一緒に学校生活送れるって思うと、嬉しくて学校が楽しくなる!!」




晶が言った言葉そのままを返した。