Place of the fate〜運命の場所〜


「あー、じゃあもう二度と来ないかも」




意地悪くそう答えると、




「じゃあ俺が会いにいくからいいよ!」




と晶が言った。




「はっ・・・・・!?」




ななな、何言って、




「あ、顔赤いよ?」




ツン、と頬をつつき、意地悪く笑う晶。




「あ、赤くない!!」




「赤いってー。照れてるの?かなえちゃんはうぶだなぁ」




「う、うるさい!!」




そのあとも二人でワーワー騒いで、気づいた頃にはどっぷりと日が暮れていた。