そう思っていると晶が、 「先生に言っても、俺のこと知ってるのいないと・・・・・思う」 とつぶやいた。 「え、どういう・・・・・」 言いかけて、サァーっと血の気が引いた。 「もしかして、あんた、ゆ、幽霊、」 「いや、それはないから」 晶はあたしの考えをバッサリと否定した。 そ、そうだよね。 あたし霊感ないし・・・・・。 ってことは、どういう事なんだろう。