Place of the fate〜運命の場所〜


―――――――・・・




「・・・・・ありがと。もう大丈夫」




思う存分泣いてスッキリしたあたしは、晶から離れた。




「ん。泣きたい時はいつでもおいで。秘密を共有し合う仲間として大歓迎してあげよう」




いたずらっぽく笑いながら晶は言った。




「そういえば、いつもここいるの?授業は?」




そう聞くと晶は苦笑いして、




「あー・・・・・出てる、よ」




と目を泳がせながら言った。