Place of the fate〜運命の場所〜


二人はそのまま出口へと足を進める。




え、ちょ、




「それ、は、まずくない?」





二人の腕をつかみ、引き止める。




その瞬間、キッとあたしを睨む二人。




「・・・・・っ」




あ、やば。




そう思ったとき、




「どうかされました?」




と、近くの店員が声をかけてきた。