Place of the fate〜運命の場所〜


そう答えると、




「あら、そうなの?それは残念」




と、少しだけ残念そうな顔をした。




それでもすぐに元の表情に戻り、




「じゃあね」




と言って去っていく姿を見る限り、俺と同じようにセフレ関係の人がほかにもいるのか、と感じた。




まぁ、やきもちとか全くないけど。




俺と同じことしてるだけだしね。




「さて、」




俺はそう呟き、席を立ちあがる。




図書室、行きますか。




んー、と伸びをした後、俺は図書室へと歩みを進めた。