女の子は、好きだ。 可愛いし、柔らかいし。 ちょっとめんどくさいところもあるけど、機嫌とれば問題ない。 「ねー、玲二ぃ」 ほら、こうやって甘えた声で俺の名前を呼ぶところとか。 たまに甘えたような声が嫌いだとか言うやつもいるけど、全然そんなこと思わない。 むしろ女の子特有の声でいいと思う。 「ん?なぁに?」 「シて?」 首に回ってくる細い腕。 足に絡みつく柔らかい太もも。 うん、合格。