Place of the fate〜運命の場所〜


あんな奴が原因で泣いてたまるか!!




そう思い溢れる涙を拭うも、どんどん出てくる涙。




「悔しい・・・・・!!」




小さく呟いた声は、暗くなりかけた道に吸い込まれていった。









「えー!!今日までじゃなかったの!?」




「今日が最後って聞いてたからお菓子作ってきたのに~!!」




「ケー番聞きたかったー」




翌日の朝のHR後。




先生からの連絡で4号館が完成したとの連絡があった。




みんな今日までと思っていたから、すごく残念そうにしていた。




・・・・・別に、どうってことない。




工事が始まる前にもどっただけ。