「だいたい!!好きでもないのにそういうこと言われるとほんと迷惑!!」 そう言い終わると同時、 「好きだよ」 聖さんが、そう口を開いた。 「·····は?」 「だから、別にさっきの言葉嘘じゃねぇよ」 な、 「何言って、」 ひく、と頬がひきつる。 真剣な聖さんの瞳に、目をそらすことができない。 「り、梨花。行くよ!!」 あたしは必要以上に大きな声で梨花を呼ぶと、腕を掴んで歩き出す。 「え、え?ちょ、咲っ!?」 あたしと同じように、聖さんのさっきの言葉に驚きを隠せない様子の梨花。