メールを送って数分後。 ~♪~♪~♪ ガバっと起き上がり、ケータイを手にする。 ────────── To.歌菜 From.薫 sub.Re.無題 本文 わかった ────────── 一言だけ送られてきたメールに、脱力。 明日・・・・・ちゃんと自分の気持ちを伝えよう。 もう一度そう決心して、あたしは眠りについた。 次の日は、隣に薫がいるもののお互い話しかけず視線も合わずな状態で一日が終わった。 そして、放課後。 「歌菜、帰りながら聞く」 「あ・・・・・うん」