いつもならあたしがなんと言おうとあたしの家まで送ってくれる薫だったが、今日はすんなりと自分の家に入っていく。
うーん・・・・・結局最後まで機嫌悪かったなぁ。
あ、あれかな。
あたしに恋愛相談聞いてほしかったとか・・・・・
それじゃん!!
きっと薫は恋愛相談するために二人で帰りたかったのに、優斗先輩たちもいてできなくなっちゃったから機嫌悪かったんだよ!!
明日はちゃんと聞いて・・・・・、
そこまで考えたとき、
「歌菜ちゃん」
と優斗先輩の声が聞こえた。
「はっ、はい」
「歌菜ちゃんちって、どの辺?」
首をかしげながら優斗先輩は聞いてきた。

