一体、どういう意味……
―クシャッ。
「…?」
何かを踏んだことに気付き、足元を確かめた。
「…っ!!!」
言葉を失う。
何…これ……
心の中でそう呟いた。
そこにあったのは、数え切れないほどの、破かれた御札の数々。
これは、一体…??
身体が震えているのが自分でもわかる。
……“人通りの少ない、草のしげったこんな場所に幼いカナちゃんがひとり”。
“カナちゃんの異常に強い握力”。
“十分な月明かりが照らす町が暗くて見えない”……。
よく考えてみれば、おかしいことばかりだ。
それに…
「カナちゃん」
「なぁに?」
「……言ってもないのに、なんで、私がこの世界に今日初めて来たってこと知ってるの?」
震える手を押さえながら訊いた。

