そんな行動が、とても可愛く思えて。 私たちは、手をしっかり握ると2人並んで夜道を歩き始めた。 ……この時、私は知らなかった。 カナちゃんが私の手を握る力。 子供の握力とは思えないこの力が、どんな意味を示していたのかを。 そして、気付かなかったんだ。 足元に落ちていた、いくつもの破かれた御札を―――。