七神〜私と君で咲かす花〜




15分間の休憩。



周りの隊員を見れば、いい汗を流したと言わんばかりに爽やかな笑顔を浮かべる人ばかり。



ほとんどが男の人と言えど、自分の体力の無さにショックを受けた。



「あの……すいません」



「へ??」



道場の入口の壁にもたれて座り、休憩しながら庭を眺めていると、頭の上から誰かの声が降ってきた。



驚いて顔を上げると、そこには私と同い年くらいの女の子が立っていて。



ひとつにまとめた黒髪に、大きな瞳。



やや小柄で、とても可愛らしい。



でも、初対面の子だから、いきなりの事で少し戸惑った。



「えっと……?」



「あっ、私、赤松里奈って言います。どうぞよろしくお願いいたします、佐野宮さん」



そう言うと、彼女は私の正面に正座し、深々とお辞儀をした。



きっと礼儀正しい挨拶なんだけど、普段されない敬語での挨拶はやっぱり変な感じ。