「っ!!?」
言葉が出なかった。
命を狙われる…?
そんな馬鹿な……
なんで…………?
「……月神達も狙われてるの……?」
掠れた、弱々しい声で月神に訊いた。
すると、2人は黙って首を横に振る。
「何でこの前の妖化が耳飾りを狙ったのかも分からない」
「どうして……?どうしーー」
「シッ!」
「…?」
突然、月神が自分の人差し指で私の口を塞いだ。
月神はチラチラと周りを目で確認する。
「居るな…」
月神の一言に、千尋は「ああ」と深く頷いた。
居る……?
何が?
一体何のことか、私にはさっぱり理解出来なくて。
「月神……?千尋………?」
2人は、自分達の耳飾りにある石を指で弾く。
すると、2人の目の前に、妖化を倒した時の刀が現れた。
月神は立ち上がると、私を自分の後ろに回し、何故か刀を構える。

