ぶちっ!

え?あれ?なんで?なんで消えたの!?やばいよ、、壊れたのかな?ふとコンセントに目

をやると時雨がコンセントを抜いていた。

美香「な、なんで抜くのよー!」

時雨「いや、これは、そのー、、」

美香「なによー?あ、、もしかして恥ずかしいやつ、、とか?」

時雨「っ!?とっとにかく!!アルバムまた見よう!!な?」

んー?まぁ、いいけど、、確かによく見てなかったしねー、、

美香「にしても、、あたしと時雨ってずっと一緒だったよねー」

時雨「そーそー、あん時確か美香が「帰りたくない」って泣いてたもんなー」

美香「そっそそそれは昔の話でしょ!!」

時雨「どーだかなー(笑)」

んー!でも、言い返せない、、まぁ、確かに今でもちょっと涙もろいしなー、、

パラッ、、ん?写真はがれちゃったかな?

美香・時雨「おっと!」

一緒のタイミングで拾おうとしたせいか手が重なった、、その途端あたしの顔が赤くなっ

た。

美香「ああああ!ごっごめん!!」

時雨「ん?別にいいけど」

はあああああ!!なに動揺してんのよ!!ただ手が重なっただけじゃない!!

時雨「美香?顔赤いけど熱あんの?」

うう、、覗かないで、、って、、手!!おでこにあてないでよ、

美香「うー、、」

時雨「熱はないみたいだな、良かった」

いやいやいや良かったじゃないよ!!うう、、恥ずかしい、、

美香「そっそそそんなことであたしを落とそうっての!?」

時雨「え、、?なにが?」

美香「とっとにかく!!そんな簡単にあたしは落ちないんだからね!!」

バンッ

あたしは勢いよく部屋を出た。あんなこと言ったけど、、実際落ちちゃうよ、、

だって、、こんなにドキドキしてるんだから、、