あの人が『寄ってみなよ』 と言っていた店にも寄る気になれず 自分の入っていくゲートの前で なんとなくただ 時を見ていた アナウンスの声ではっとして 飛行機に乗り込む ざわざわと乗客が行き交う中 私は外を見て 静かに泣いた