あなたが好き

一緒に数人の人と帰ることになった。

といっても、家はすぐご近所さん
というより、お隣さん。

壁の間約50センチを超えるとお互いの部屋が2階にあるため、窓から飛べば行き来が簡単にできる


夜暇だったので、私は祐一君にDVDを借りにいった。
もちろん、窓から飛んで。

「祐一くーんっ」

「なっ、なにっ!?」

「DVDかーしてっ」

「いいけど、ホラー映画しかないぞ?」

「いいよー構わなーいっ」