私たちで奏でる物語


「じゃあ――頼んだぜ」

私・金田君・近藤君は龍君のその言葉に頷き歩き出す

走る順番は、

龍君→近藤君→私→金田君

の順番だから召集場所に一番近い龍君とは暫しのお別れである


「栞那」

「ん?」


龍君に呼び留められ、私は振り返る

龍君は胸の前に右手の拳を当て、五回ポンポンと軽く叩いてみせた


(…………あ)