「えと……サイズチェックするので、皆さん、それぞれ着てみて下さい」 私は《衣装係》の恋君のお手伝いと言う事で皆に衣装を手渡していく 「うん!じゃあ私等も着替えに行こっか、栞那ちゃん♪」 真君が私の右腕に絡み付く 「お前は此処っ!」 真君の首ねっこを掴み、右頬に青筋を立てて笑う龍君 「えーー、嫌だよ。こんな男ばっかのむさ苦しい所」 頬を膨らます真君 「あはは……。うん、じゃあ着替えてくるね」 私は衣装を手に、苦笑して教室を出た