気が付けば私達三人は走っていた 金田君の走りに魅了された放送席の人が慌てて結果報告のアナウンスを入れた 「け……結果を発表します。一位、一組――53"08。一年生の部におき、競技新記録です!」 「続いて二位、四組――……」 その続きは私達三人の耳には欠片として残らなかった 「「金田っ!!」」 「金田君っ!」 私達の声に英雄はバトンとたすきを振り私達を迎えた 「あっ……!」 最後3mもない所で私がけつまずく (転ぶ――――顔面強打……!?)