思い出したくもない夢を見て慌てて起きた。
あたしは泣いていた。
ぽろぽろこぼれてくる涙を止めることはできなかった。


「おい、大丈夫か?」

声が聞こえた。
後ろを振り返ると4人の男の人が立ってた。
そのうちの2人はさっき教室で知り合った水野空と風好海斗がいた。


「どうゆう…こと?」