幾年にも渡る戦争により

北はキースキャステル王国が
南はルーニア帝国が、

南北分かれるようにして国を治め、
敵対する日々を送っていた。

お互い手と手をとって
一緒に歩んでいけばいいのだが・・・・


そう簡単なことではなかった。


互いに誘拐、暗殺、街への襲撃により
溝は深まるばかりであった。


時には政略結婚などが取り決められたりしたが、
互いに本当の愛する人と引き裂かれただけで
分かち合うことなど不可能。

わかりきっていた結果だ。

そして
すべての力の根源
聖神力【マストリア】と同時に
魔物の出現により
両国は戦力が増し
戦争は一層激しくなるばかりだった



・・いつ、国民のこころに
平和をいがいた青空が届けられるのであろうか。