ソファーに座るとお母さんが真剣そうな
顔で


「あのね美愛… お母さんね昔からの親友
と旅行に行くことになったのー あっ
もちろんお父さんもついていくわよ。
だから美愛一人になるでしょ?
だから昔からの親友の子の家にいきなさい。
美愛はモデルしてるんだから二人の方が
いいでしょ?」

反応するのに5秒かかった


『えぇーーーーー!?』

「もう! うるさいわねー あっそれと
お母さん達明日から旅行だから恵美の家にいくのよ。あー恵美は昔からの親友だからそれじゃーよろしくねー美愛たのんだよー」




『えっ、お母さんその恵美さんの家には
誰がいるの?』

「あら、知らない? 美愛と同じ学校の
桜井 玲くんだよ。 知らない?」


『桜井 玲って知らないような知ってるようなー!』

「まぁいいわ、 美愛は玲くんと旅行の間住んでもらうからね! わかった?」

『う、うん わかったよー住めばいいんでしょー住めば!!』

もう!お母さんたら急なんだから…

はぁー

明日からかぁー

なんかいやだなぁ

お母さん玲くんって言ってたし男の子だよねー

はぁー なんか 憂鬱…