君からのlastmessage―ラストメッセージ―

‘危険な状態だって’







嘘だ。






嘘だ。







「嘘・・・早く透に会いたい!」






「今から行こう?病院に。」









私はコクンと頷いた。お母さんは、車の鍵を手に取り私の手を引いた。






私は車に乗ると、母も車に乗り発車させた。






私は、お母さんの言葉に疑問を抱いた。透は、元気で体が強く危険な状態に陥るはずがない。






私はそう考えると、自分に大丈夫って言い聞かせた。