「大貴!!」
「あ、莉優ちゃん!!!!!」
「急に呼び出してごめんね。」
「全然大丈夫だよ!!
それに俺も莉優ちゃんと話したかった!
久しぶりだね!!」
「ほんと!?!?
うん。久しぶりー。」
「そだ。話って??」
「そうだった!!
あの。私、大貴のこと
好きです!!
最初、見かけたとき
かっこよくて、バド上手くて。
なんかわかんないんだけど、
自分でもこんな気持ち初めてだから
わかんないんだけど…。
会うたび、話すたび、メールするたび
ドキドキが止まらなくて。
気づいたら、大貴に恋してた。
時間が経つにつれて
私の気持ちも次第に
大きくなっていって…ッン…。
今日でクラブ最後だから、
お別れの言葉と自分の気持ち伝えたくて。」
涙が出てきた。
言えた。
この沈黙
嫌い。
大貴は大きく息を吸って
口をあけ。
