「もう!!さっきから『莉優』って言ったり 『莉優ちゃん』って言ったり。 どっちかにしてょ…。」 「ごめん。じゃあ『莉優』って呼ぶ。」 大貴はふっ、って言ってほほ笑んだ。 「遅いよ。すんごい待ったんだから…。 でも、ありがとう!! 私、 大貴についていきます!!」 決めたんだ。私 大貴のお嫁さんになりたい。