中学生から高校生にあがるまで私がどんな運命をたどってきたのか私しか知らない。わかっていることです。
ただ
私は知ってほしい。どんな人間でも同じ運命をたどっているのは1人じゃないと。知ってほしいとともに
私と同じ運命をたどっている人を見つけたい。
私は運命ってあみだくじみたいなものだと思うんです。
こっちを選べばこうなる。決まってるんだと思います。何百、何千、何億、何兆もあるあみだくじですが、同じあみだくじを選ぶ人、絶対いるとおもうんです。
助けて下さい。
そんな風な叫びをあげている人、絶対いるんです。たっくさんいるんです。
わかっていることです。
世界中、みんな。
この小説を通じてたくさんの人が、同じ運命に産まれた人がたくさん繋がれるといいとおもいます。
世界は狭いんです。でも運命は広いんです。どんなに広げても足りないほど。
たくさんの物語があるでしょう。
その中のほんの一部。
私という一人の女の子のお話です。

最初にいっておきますが。

これは実話です。

嘘などここで書きません。

すべて


一人。
私の話です。