シロップ×シロップ  【完結】

(あっ・・・まただ!)
校舎の窓から、女子が数人こちらを見ている

あたしが見ると、スッと消えた

(・・・・・・やっぱり勘違いなんかじゃない!)

駅から、ここまでの道のり。

そして今も、とんでもなくたくさんの視線を感じる

(・・・なんなんだ、一体?)

「ここが下駄箱だよ♪」
ユイが振り返り、さわやかな笑顔で言った