ポカンとするユイを見て
「一番最初に相談してくれたのがユイだし、他の二人には悪いが、応援するよ」
ぽんッと、ユイの肩を叩き、ヒロキはゆっくりと歩き出した

「どういう事!?」
あっけに取られながら、口を開くユイ

「頑張れよ」
振り向かないまま、ヒロキは右手の親指を立てた