横にいる奈美に視線を移す

「こっ、怖いでちゅね〜。リオ、ああいう大人にはなっちゃダメでちゅよ?」
いつのまにか、奈美がリオの手を握って話していた

「・・・あの・・・実は、ある女の子のために・・・」

「友里〜。あんなヤツやめなよ〜。絶対将来、暴力夫になるって!」

「おっ、夫ッ!?」
友里が顔を真っ赤にした