「けしからんの!」
日高がプンプンしながら、ベランダで眠っているリオを抱きかかえた
「小さな子どもを1人にしおって!」
隣に立つヒロキが辺りを見回す
― 3人の姿はなく、代わりに巨大な雪ダルマと目が合った
耳をすますと、屋敷の中から声が聞こえてくる
「帽子、ふつうの帽子じゃつまんねーよな?」
「ナツメ右手ね。ボク左手選ぶよ」
「オッケー♪」
(・・・・・・・・・・・・・・・。)
ヒロキはプンスカ怒っている日高をチラリと見た後、無言のままタバコに火をつけた・・・。
日高がプンプンしながら、ベランダで眠っているリオを抱きかかえた
「小さな子どもを1人にしおって!」
隣に立つヒロキが辺りを見回す
― 3人の姿はなく、代わりに巨大な雪ダルマと目が合った
耳をすますと、屋敷の中から声が聞こえてくる
「帽子、ふつうの帽子じゃつまんねーよな?」
「ナツメ右手ね。ボク左手選ぶよ」
「オッケー♪」
(・・・・・・・・・・・・・・・。)
ヒロキはプンスカ怒っている日高をチラリと見た後、無言のままタバコに火をつけた・・・。


