「ふわぁー。。もう、朝かぃ。。」

私は朝起きるのが嫌い。でも、朝起きた時に浴びる朝日が好き。
これって矛盾なのかな。
それともふつうなのかな。
いつも思う。

「こら、あいー!! 早くご飯たべなさいよー」

「はーい。」

お母さんってうるさい。毎日言われてるんだから
いいかげん耳がいやがってるよ。


「。。。」

「なに? また文句?? 朝は食パンとヨーグルトで十分でしょ。」

毎日毎日、人生ってほーんとに何も変わらないんだな。
って思う。

「じゃ行ってきまーす。」

「行ってらっしゃー。 あ。今日、帰り[卵]買ってきてね」

「はいはい。」


お母さん、たまには自分であの人ごみのスーパー行ってよね。

そんなこと考えながら
ふと、空を見上げた。

「まぶしい。。」

「けど、なんか見ちゃうよね。朝の空って。 ね?」

「え・・?」


自転車に乗りながら話しかけてきた。
誰かわからない。
いや、知らない男の子。

でも。一瞬にして顔うを覚えちゃうくらいの笑顔をしている。
一瞬でも見とれてた自分が恥ずかしい。。

「ね? 思わない??」

「あ。。まぶしいです。。」

私はなぜかそういってしまった。

「そうだね。でも見上げちゃうのが空だよ。」

彼はそういって、私の前を去った。

まぶしいのは太陽じゃなくて君だよ。
なんてゆえなっかた。