「優紀!話聞いた。俺らも行く!」
そこにいたのは
昴と圭二くんだった。
「うん!行こう!」
みんなで走りだそうとした瞬間。
圭二くんの足がピタリと止まった。
そして、圭二くんは思いもよらない事を口走った。
「俺、行くの、やめる・・・」
「ハァッ!?何いってんだよ!圭二。今日でお別れなんだぞ!?」
すると、圭二くんはすごく切ない表情を浮かべた。
「行ったら・・・ 会いに行ったら、もっともっと別れが辛くなっちゃう気がして・・・」
「圭二!!」
「俺は、いい。二人で行ってきて」
圭二くんは微笑んだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…