初恋は貴方。




〜昴side〜

お開きになってから
俺は陰に隠れて話を聞いていた。

圭二が美緒ちゃんを泣かせた?


優紀の友達を泣かせるなんて・・・。


最初は腹が立ったが、


理由を聞いたら

俺のために怒ってくれたらしく


圭二に対して怒るべきにはなれなかった。



ってゆうか、

美緒ちゃんが好きな人って
圭二――だったのか。


あいつ、女は大事にしろっつうの。


そして、優紀たちが動き出した。

俺は、悪いとは思ったが
後をつけていった。



そして、優紀に見つかった。




「昴―――?」