〜♪
『いらっしゃいませー』
「昴ー、こっちー」
「はいはい・・・」
昴がめんどくさそうに答える。
「はうっ!!」
焼きそばパンを見つけたけど
その名札には
"高級焼きそばパン"
いつもより、1.5倍おっきい
具は遠くから仕入れてきた
高級野菜。
「す、すすす昴!!この焼きそばパンほしぃぃぃ!!」
私はよだれを止めて
昴に呼び掛ける。
「あぁ?ゲッ。500円近くもすんじゃん!!ぼったじゃねぇか?」
「違うよ!食べたいなぁ〜・・・」
昴に聞いてみる。
昴はため息をついて
「しゃーねーな・・・」
と言って買ってくれた。

