初恋は貴方。




「どしたの?」


美緒は恥ずかしげに言う。


「私、恋しちゃったかもしれない――――」


私は目を見開いた。


でもすぐにわかった。


「昴でしょ?昴はやめなー「違う!」


美緒が私の言葉を遮った。


「今日のお出掛け、昴さまがいるのはとっても嬉しいけど――。一番一番嬉しいのは――」


嬉しいのは――?


「圭二くんがいることなの」


けっ、圭二くん?


「じゃ、じゃあ、美緒が好きな人ってー?」


コクリと頷いた。


「うん、圭二くんだよ」


私は、意外な人物だったことに
何も言えなくなった。


でも、圭二くんはモテるって
言ってたから

そんな驚くことでも――?


ってゆうか、美緒の恋なんだから応援しなきゃ。



「そっか。美緒頑張れ!!」


私は精一杯の声で美緒を応援した。


「うん。・・・・ ありがと。優紀」


「ってかさ、美緒。いつ圭二くんのこと好きになったの?話してるとこ見たことない」


「うん。それはね――」