それに、 目の前にはドアップの城田くんの顔が あり、唇から何かが離れると 不敵に笑う彼が居ます。 『キスするのに、眼鏡は邪魔だろ?』 そして、そう囁く声が聞こえます。 そこで私の意識が途切れました。 『………んっ』 ここは……どこでしょうか。 私、さっきまで教室で勉強会を……… 勉強……会? あれ、でも城田くんのドアップが 最後の記憶としてあるのは…… 夢かな?