『あの、城田くん。』
そう呼ぶ私の声に少し沈黙の後
顔を上げて立ち上がる。
『トイレ?』
そう聞く私を無視して私の真横に腰を下ろす。
ち、近い。
離れようと腰を上げる。
これは拷問ですか、、、
なんて思って立ち上がろうとした
私の体は
『きゃっ、、、』
グイッと引っ張られ
『し、し、城田くん!?』
見事に城田くんに抱きしめられる形で
ハマってしまいました。
ギュッと力を入れられて
身動きがとれません。
私の顔は城田くんの首元。
だから顔が見えません。
か、からかってるんですか?
『よく聞け』
さっきより低い声。
耳元ではっきりと聞こえる。
『好きだ』
神様。
これは現実ですか?
それとも夢ですか。
もう夢でも良いです。
それくらい今、胸が締め付けられるくらい
ドキドキして暖かくて
あぁ、涙腺が、、、

