〜4月某日〜

ジリジリジリジリィ〜
静かな部屋に鳴り響くめざましの音。

タク『…ん…?』

この物語の主人公タクである。タクは田舎の中学生になったばかりのまだ垢抜けない少年である

タク『やっべぇーーー!!!!遅刻じゃん!!!!』

急いで飛び上がり、支度をする。

タク『入学式から遅刻じゃヤバイよー汗』

ボサボサの髪をそのままに、階段を下る

玄関で靴を履いている時だった。

??『コラァーーーーー!!!タクー!!』

家中に怒号が鳴り響く

タク『まぢかよぉ…汗遅刻しそうって時によぉ…』

その声の正体はすぐに明らかになった

母『朝ごはんは食べないの!?』

タク『いらなぁーい!いってくる!』

玄関を勢い良く開けた時だった。

!!!ドーン!!!

??『いってぇーなー』

タク『ごめんよ!!怪我は!?!?汗』

これが最初だったとは、まだ知る由もない…


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