私達が喋っていると、突然大きな門が現れた。


「うわぁ〜!おっき〜!可愛い〜!私の身長よりでかいじゃん!」

「ちょっと〜!美沙菜、はしゃぎ過ぎ!みんなに見られてるじゃん!つか、あんたは身長高すぎ」

後ろを振り向くと、私の先輩になる人達がクスクスと口に手を当てながら笑って居た。


「ありゃ?何で皆笑ってるんだろ?」

「あんたが恥ずかしいこというからでしょ!声デカイし!」


「うわぁー、本当にデカイなぁ!しかも、以外に可愛いし!
お姉さん、美人だね」

あれ⁇何処からか、男の子の声が........

キョロキョロ見ても、誰もいない。
空耳かな?

「ちょい!下を見なよ」

さっきの声だ!言われたとおりしたをみると........

ちっさ⁉

私より何倍も小さい男の子が、私を見つめて居た。
茶髪の、さらさらヘアの目がクリクリの男の子だ。

「ブッ、ブハハハハハハハ!
ちょっとちょっと!小さすぎない?
君ー、何年生かなぁ~⁇小学校は、あっちだよー!」


「オイッ。俺は正真正銘高1だ!」