千春と2人で教室に行くと席の表が張り出されていた。 「ゆう1番後ろじゃん!ずるい!」 「やった〜っ! でも千春もあたしのすぐ前じゃん。」 「ま、そうだけどね。」 あたしは久住で千春は北川だから前後になったみたい。 あたしの席は1番後ろの窓側から2番目。 千春としばらく喋っているとあたしの右隣の席にめがねをかけて頭がモサモサの男の子が座った。