光、あなたはまだ若く、容姿も端麗で、女性の心を一瞬で虜にしてしまう。
私だって馬鹿じゃない。
いつまでも、この関係が続くとは思っていなかったわ。
でも、愛していた。
最後の女にはなれないとわかっていても、愛さずにはいられなかったの。
あなたが私から遠のいて、惨めな思いをする前に、この関係を終わらせなくてはいけない。
ずっと、そう考えていた。
でも、出来なかったの。
あなたの体温に包まれながら、私は歳を忘れて、夢中で恋をした。
いつまでも綺麗でいたい、と願っていたわ。
「綺麗だよ、麗子さんは」
泣き疲れて横になる私の髪を、そっと撫でる手。
目を瞑っていた私は、聞き覚えのあるその声に耳を傾け、そっとまぶたを開いた。
「……光」
視界に入ってきたのは、優しい表情の彼。
「どうして、ここに?」
「もう泣かないで。オレはずっと麗子さんの側にいるから」
彼は質問に答えることもなく、静かに私の体をギュッと抱きしめてくる。
私だって馬鹿じゃない。
いつまでも、この関係が続くとは思っていなかったわ。
でも、愛していた。
最後の女にはなれないとわかっていても、愛さずにはいられなかったの。
あなたが私から遠のいて、惨めな思いをする前に、この関係を終わらせなくてはいけない。
ずっと、そう考えていた。
でも、出来なかったの。
あなたの体温に包まれながら、私は歳を忘れて、夢中で恋をした。
いつまでも綺麗でいたい、と願っていたわ。
「綺麗だよ、麗子さんは」
泣き疲れて横になる私の髪を、そっと撫でる手。
目を瞑っていた私は、聞き覚えのあるその声に耳を傾け、そっとまぶたを開いた。
「……光」
視界に入ってきたのは、優しい表情の彼。
「どうして、ここに?」
「もう泣かないで。オレはずっと麗子さんの側にいるから」
彼は質問に答えることもなく、静かに私の体をギュッと抱きしめてくる。



