「うっ・・・・・・・ぁ・・・え!?」
あれ?何!?
・・・・・・びっくりしたぁ・・・
目が覚めたら、なぜか保健室にいた。
自分でもビックリ。だって、朝フツーに起きて、部活行ったんだもん。
「大丈夫か?」
「う、うん・・・なんでここにいんの・・・??」
「うわ、マジ焦ったわ。だって、ボール思いっきり蹴ったらお前の顔面にあたっって気絶すんだもん。しかもいつが“可愛くて頭がいい”って有名な後輩っだったし。。。すまん!!マジでごめんな??」
え・・・うそ・・・
「ま、今敬語じゃなっかたほうが驚いたけど。」
そう意地悪っぽく言うと、じゃぁな、と言わんばかりに頭をくしゃくしゃってしたその先輩は・・・
「・・・・・・」
―――最悪だ。
イケメンだけど、意地悪で2人っきりになると何をするかわかんないってナナも言ってた菊池紫苑…先パイ。
「あの先パイとは絶対に2人きりになっちゃいけないよ」
って昨日ナナに言われたばっかなのに。。。